株式会社SDGインパクツは、2019年12月、SDGパートナーズの子会社としてSDGsで社会に実質的なインパクトを創造するための会社として設立されました。

現在、ビジネスにおいてサステナビリティ(持続可能性)を考慮に入れた経営を行うことが、組織運営面でも事業面でも極めて大きな課題となりつつあります。SDGsはそうした「統合思考」での経営をするためのたいへん重要な羅針盤のようなものですが、まだまだほとんどの企業で、ゴールの何番と何番に取り組んでいます、といった紐付け(マッピング)がなされるのみで、そこから先への発展に至っていません。

また、ソーシャルビジネスやフェアトレード、環境認証などがだんだんと成長してきているのはとても喜ばしいことですが、なかなかそれがサプライチェーン全体の中で人権や環境に対してインパクトを創造し、最終顧客である生活者の行動を大きく変容するところまでは至っていないというのが現状かもしれません。

SDGインパクツはこうした問題意識を基に、具体的な事業を行っている企業や人々とともに行動し、製品やサービスのサプライチェーンの上流と下流両方に、小さくても有意な変化を起こすことを通じて、実際の社会的インパクトを創造する企業であることを目指します。具体的には難民による工芸品の日本での販売、人権や環境に配慮した革製品やコーヒーの販売、地方における経済社会の自立分散を促進するような「働き方」の提案、すべての人が健康に配慮できるようなスポーツジムの経営など、分野を特定せずに取り組んでいきます。

本当のSDGsビジネスへ。どうかご期待ください。

代表取締役社長